クリックポストの手続きを自動で行えるプログラム「クリポン」に
バージョン1.4.0から「データ処理」の機能が追加されました。
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データ処理 の機能を使えるようにする
この機能を使うには、クリポンの「設定その他」の画面の「その他」にある「機能の拡張」の「データ処理の機能を使う」にチェックを入れます。
こうすると実行画面のメニューに「データ処理」のボタンが表示されます。
データ処理 でできること
データ処理では次のことが行えます。
- 申込ファイル編集
- クリポンが作成した「クリックポストのまとめ申込用のCSVファイル」から、指定した注文を削除します
- ファイルに抽出
- クリポンに表示されている注文データをファイルに書き出す
タブ区切りのテキストデータになっています - ファイルを読込
- 注文Idとお問い合わせ番号、そして配送業者と配達方法が書かれたファイルを読み込み、クリポンの注文データに表示する
これらの機能はいろいろな目的で使えます。
たとえば「注文のうちのいくつかはクリックポストでは送らない」場合に利用できます。
厚さが3cmを超える、または重さが1Kgを超える商品の場合、クリックポストでは送れません。
クリックポストで送らない注文は別の配送方法を使いますので、
その配送方法の申し込み用の注文データをファイルに出力し
ファイルに配送業と配達方法と追跡番号を書き込んで保存、
そしてファイルを読み込み、クリポンの実行画面に反映させます。
申込ファイル編集
クリポンで「未発送の注文」ボタンを押すと、実行画面に注文が表示され、その後クリックポストのまとめ申込用のCSVファイルが自動でDataフォルダ内に作成されます。
Amazonモードの場合には
設定その他の「除外商品SKU」にSKUが設定されていなければすべての注文が、
SKUが設定されている場合には、特定の注文がCSVファイルに書き込まれます。
ファイルモードの場合には、すべての注文がCSVファイルに書き込まれます。
申込ファイル編集は
このCSVファイルが作成された後に、実行画面の注文の一覧を見て「クリックポストでは送らない注文」をみつけ、
その注文をCSVファイルから削除するために使います。
この機能を使う場合、設定その他の画面で「連続自動化」の「未発送の注文を検出後、支払い手続きをする」をオフにしてください。
こうすることで
「未発送の注文」ボタンをクリックすると、未発送の注文を表示して、CSVファイルを作成するところで止まります。
この後、納品書かクリポンに表示された注文の内容、または「ファイルに抽出」ボタンで作成した注文のリストから
クリックポストでは送らない注文 を判断し、クリポンでそれらの注文を「選択」にチェックをいれてください。
そして「申込ファイル編集」ボタンをクリックし、「選択した注文」を選択しOKボタンを押します。
この後「マイページ」「まとめ支払手続き」とボタンを押すことで、クリポンはこのCSVファイルを使ってクリックポストに申込みの手続きを行います。
ファイルを読込 のファイルの形式
ファイルは、タブ区切りのテキストファイルです。
文字コードはS-JIS(ANSI)です。
1行目はヘッダー行です。
2行目以降がデータになります。
必須なデータはOrderId(注文ID)とOtoiawaseNum(追跡番号)になります
1行目にOrderIdとOtoiawaseNumの文字が必要になります。
そしてCarrierName(配送業者名)とshipmethod(配達方法)も読み取りできます
1行目にCarrierNameとshipmethodの文字が必要になります。
他の項目のデータがあっても、上記の4つの項目以外は読み取りません。
例としてファイルには
OrderId タブ OtoiawaseNum タブ CarrierName タブ shipmethod
1234567 タブ ABCDEFGHIJKL タブ ヤマト運輸 タブ 宅急便
と書きます(” タブ ”の部分は実際にはキーボードにあるTABキーでタブを入力します。見た目は空欄です)
CarrierName(配送業者名)とshipmethod(配達方法)は、Amazonまたは楽天またはヤフーによって書き方のルールが違いますので注意が必要です。
具体的なデータの例を知りたい場合には、
クリポンで注文を表示してから、
未選択を出力 ボタンを使ってファイルを作り、そのファイルを参照してください。
Amazonの注文。ほとんどの商品をクリックポストで送る場合
AmazonモードでAmazonの注文を取り扱う場合、
設定その他の画面で「除外商品SKU」に、クリックポスト以外で送る商品のSKUを入力します。
これらの商品は外す を選択します
そして実行画面で、「未発送の注文」から「お問い合わせ番号」までをすべて行います。
こうすることで、クリックポストで申し込んだ注文だけに「選択」にチェックが入ります。
次に「データ処理」をクリックし、「ファイルに抽出」ボタンを押します。
「未選択の注文」ボタンを押します。
これで「クリックポストでは申し込んでいない」注文の一覧がファイルに作成されます。
このファイルには、ASIN、SKU、商品の個数、発送先などが書かれています。
このファイルを元にして
これらの注文をクリックポスト以外で送る手続きをします。
そしてこのファイルのOtoiawaseNum(追跡番号)とCarrierName(配送業者名)とshipmethod(配達方法)の値をファイルに書き込み保存します。
クリポンで「ファイルを読込」ボタンをクリックし、このファイルをドラッグアンドドロップすると
クリポンにこれらの注文について、OtoiawaseNum(追跡番号)とCarrierName(配送業者名)とshipmethod(配達方法)が表示されます。
最後に「発送を通知」ボタンをクリックします。
Amazonの注文。一部の商品だけをクリックポストで送る場合
AmazonモードでAmazonの注文を取り扱う場合、
設定その他の画面で「除外商品SKU」に、クリックポスト以外で送る商品のSKUを入力します。
これらの商品のみ対象にする を選択します
そして実行画面で、「未発送の注文」から「お問い合わせ番号」までをすべて行います。
こうすることで、クリックポストで申し込んだ注文だけに「選択」にチェックが入ります。
次に「データ処理」をクリックし、「ファイルに抽出」ボタンを押します。
「未選択の注文」ボタンを押します。
これで「クリックポストでは申し込んでいない」注文の一覧がファイルに作成されます。
このファイルには、ASIN、SKU、商品の個数、発送先などが書かれています。
このファイルを元にして
これらの注文をクリックポスト以外で送る手続きをします。
そしてこのファイルのOtoiawaseNum(追跡番号)とCarrierName(配送業者名)とshipmethod(配達方法)の値をファイルに書き込み保存します。
クリポンで「ファイルを読込」ボタンをクリックし、このファイルをドラッグアンドドロップすると
クリポンにこれらの注文について、OtoiawaseNum(追跡番号)とCarrierName(配送業者名)とshipmethod(配達方法)が表示されます。
最後に「発送を通知」ボタンをクリックします。
Amazonの注文、クリックポストで送る商品が絞れない場合
注文ファイルをクリポンで表示します(具体的な方法は他のページを参照してください)
すべての注文をクリックポストで申込み、宛名ラベルまで印刷します。
この方法ではクリックポストを使わない注文も印刷されます。
クリックポストで発送する注文のみを印刷したい場合には、先に「申込ファイル編集」の機能を使ってください
次に「データ処理」をクリックし、「ファイルに抽出」ボタンを押します。
「すべての注文」ボタンを押します。
すべての注文の一覧がファイルに作成されます。
このファイルまたは納品書を元に、注文を1件ずつ、クリックポストで送るか判断します。
クリックポストで送らないものだけをファイルに残します。
クリックポストで送らない注文は別の配送方法を使いますので、
その配送方法の申し込み用の注文データをファイルに出力し
ファイルに配送業と配達方法と追跡番号を書き込んで保存します
クリポンで「ファイルを読込」ボタンをクリックし、このファイルをドラッグアンドドロップすると
クリポンにクリックポスト以外で発送する注文について、OtoiawaseNum(追跡番号)とCarrierName(配送業者名)とshipmethod(配達方法)が表示されます。