クリポンでGoogle Chromeを自動で操作するためには
Selenium Basicを利用するか、またはchromedriverを利用します。
chromedriverを利用するためには、クリポンのcommonフォルダの中に chromedriver.exe が入っている必要があります。
このchromedriver.exeは、使っているChromeのバージョンに合ったものでないとうまく動作しません。
Chromeが自動でバージョンアップすることがあるため、
Chromeとchromedriver.exeと合わなくなり、自動で操作できなくなります。
「今まで問題なく使えていたのに、ある時から突然使えなくなった」ということがあれば、
このことが原因の可能性があります。
または
「クリポンを初めて使おうとして、Chormeのウィンドウが表示されない」
「Chormeの確認 ボタンをクリックしてもうまくいかない」
場合も、chromedriverが原因の可能性があります。
クリポンは、使用すると自動でChromeのバージョンを調べてchromedriver.exeをダウンロードするようになっていますが
アンチウィルスソフトやWindows Denfenderがこの動作をブロックしているケースがあります。
このような場合に次に紹介する方法で、自分でchromedriver.exeをインストールをお試しください。
Chromeのバージョンを確認する
Chromeを起動します。
Chromeのウィンドウ右上の「Google Chrome の設定」ボタンをクリック
表示されたメニューから「ヘルプ」>「Google Chrome について」を選択
Google Chromeのバージョンが表示されます。
chromedriverをダウンロードする
ここをクリックしてchromedriverのページを表示してください
- 自分のChromeのバージョンと見比べて Versionの値が、118ではじまるか、119ではじまるか、それとも120ではじまるものを探します
*注意* クリポンの自動バージョンアップはStableのものにのみ対応しています。 - Statusの値がチェック(×でないもの)を選びます
- その行のChannelの欄の値をクリックします(Stableのもの推奨)
- 表が現れます。この中でBinaryがchromedriverのものを探します
- さらにPlatformがwin32またはwin64のものを探します
- パソコンが32bitならwin32を、64bitならwin64を選びます
- URLの欄にある値(httpsアドレス)をコピーして、このアドレスでページを表示してください
圧縮ファイルがダウンロードされます - ダウンロードしたら解凍してください、chromedriver.exeができます。
クリポンのchromedriverと差し替える
解凍してできたchromedriver.exeをクリポンのcommonフォルダの中に入れてください。
すでにchromedriver.exeが入っていれば、入れ替えてください。
PCを再起動する
PCを再起動して、クリポンをお使い下さい