Amazonでの売上をのばすための1つの方法が「評価を上げる」ことなのはよく知られた話です。
そしてそのために出品者ができることは購入者に評価依頼をすること。
よくある方法はセラーセントラルから注文履歴を表示し、そこから各購入者にメールを出すか、
または注文履歴一覧を取得してそのメールアドレスにメールソフトからメールを送信する方法です。

2014年末にリリースしたAmaPostアマポストは、その中間。Amazonの自分の出品商品を購入されたお客様に評価依頼のメールを自動で送信します。

ツールを使うのか手作業で行なうのかの違いがあるだけで、購入者に評価依頼のメールを送るというのは同じです。

アマポストを使うメリットは自分の代わりに自動でメールを送ってくれるため、自分は他の作業に時間を使うことができるというだけでなく、もう1つあります。
それがアマゾンが商品を発送してから早い段階でメールを送信できることです。

アマポストはアマゾンのサーバーにアクセスし、商品の発送状況を定期的にチェックしメールを発送できます。これを人がやろうとするとパソコンの前にずっと貼り付いていなければなりません。

購入者に評価を書いてもらえる確率を上げるためには「なるべく多くの注文に評価依頼を送ること」の他に「まずはメールを読んでもらう確率を上げること」があります。

その手段が発送からなるべく早くメールを出すということです。
そしてそのメールの主な内容を「商品発送のお知らせ」にします。

なぜそうなのか?は、購入者の行動と心理を考えてみるとわかります。

購入者はアマゾンで商品を注文すると、次は商品の到着を待つことになります。
この段階で「商品発送のお知らせ」メールが届くことは自然なことであり、購入者には丁寧な対応を印象づけることができるのです。

実際にはアマゾンからと店舗から発送のお知らせメールが届くわけですが、この方法は、購入者は「アマゾンから商品を買った」というイメージから「アマゾンにあるお店から商品を買った」というイメージにすり替える効果があります。

もし購入者が「丁寧な対応をする」お店から商品を買い、「商品の印象が良かった」と感じたら、いい評価をしてくれる確率が上がると思いませんか?

確実とは言えませんが、何もしないよりも、何も考えずに評価依頼のメールを送るよりも、効果的な方法だと思います。