今回は物販の基本のおさらいです。

物を売る商売は、しなければいけない作業が実にたくさんあります。
作業の種類が多いだけでなく、商品数が増えるにつれて、その数に比例して作業量が増えます。

個人事業主、一人または家族数人でインターネットの物販を続けている人の多くは、
1日の作業量に限界があることを、このビジネスを始めてから早い段階で予想するものです。

Amazonでの販売であれば、
だいたい月の売上が30万円にとどくあたりから
「このまま続けても限界が見えている」、と感じてきます。

売り上げが伸びるのは嬉しい悲鳴なのだけれども、休むことがなかなかできない。

休む=作業が止まる=売上がのびない。

ここで実際にほしいのは「売上の上昇」ではなく収益の増加です。

収益とは売上からすべてのコストを差し引いて手元に残った金額。

収益を増やすためには売上を伸ばすだけでなく、コストを減らすことも大事です。

ですがコストを嫌って行動しているのでは収益は増えません。

なぜか?

例えば
1ヶ月の収益が30万円だとすれば、1日あたり1万円の利益です。

1ヶ月の収益が60万円ならば、1日あたり2万円の利益。

これを1日の作業時間で割ったものが「時給」になります。

1ヶ月の収益が多くなるほど時給はあがる、

ですが、

一人で作業するには限界があります。

いくら作業のスピードを上げたところで、1日は24時間しかない。

なるべくコストをかけないようにして収益率を上げても、この限界は変わりません。

この限界を引き上げるには、一人で作業するのではなく、
作業の一部を「誰か」にやってもらうことです。

当然「コスト」はかかります。

「誰か」にやってもらうことで、売上があがり、

売上からコストを差し引いた「収益」が増えるのなら、

そのコストはかけるだけの意味があります。

コストが増え始めててからしばらくして、売り上げが増えていきます。

目先の収益だけを考えてしまうと、一時的に収益が減少します。

近い将来の収益の増加のために、コストをかける、

この場合のコストは「投資」なのです。

投資となるコストは使ってみてしばらく様子をみる
費用対効果をみることが必要です。

そして投資とならないコストはなるべく削減します。

、、、、

では何にコストをかけるべきなのか?

大きく2つに分かれます。
人なのかツールなのか。

人とは、誰かを雇うことだったり、外注のことです。
ツールとは、プログラムでPC上で動作します。自分のPCだったりサーバなど。

ポイントは次の通りです。

  • 単調で量の多いルーチン作業はなるべくツールに任せる
  • 考えたり「判断」が必要な作業は人に任せる

費用がかかっても、収益が伸びていくのであれば、

自分でする作業をなるべくツールと他人に任せるようにする。



以前と比べて自分の作業量が少なくても売上と収益が増える、

このような「システム」をコツコツと作っていくことで

いつの間にか「自分ひとりで作業することの限界」から抜け出し、売上が伸びます。

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今回リリースしたZaicar(ザイカー)は、

商品の在庫がなくならないように補充する時に
仕入先に今日どの商品を何個発注すればいいのか、を
自動で計算して教えてくれるツールですが。