先週あたりから、2日に1回、そして今では1日2回、
相乗り出品者が現れるようになった商品があります。

しかも販売金額が自分の価格の7割以下。

その出品者の取扱っている商品点数を調べてみると、
新規出品者なのに膨大な数ありました。
どれも安い金額です。

Amazon 詐欺」で検索すれば、今アマゾンジャパンで「販売詐欺」が頻繁に出ていることがわかります。

購入者が気をつけなければならないのはもちろんなのですが、
我々出品者も気をつけてなるべく早く処置をしないといけません。

なぜなら、もし購入者が詐欺から商品を買ったら「購入したのに商品が届かない」というクレームを商品の評価に入れる可能性があるからです。

自分のオリジナル商品で、自分の店の評価が高いのであれば、
カートを獲得するのは自分になる確率が高いですが、

価格を比べて買う購入者もいますし、

詐欺の出品者が2人、3人と増えたとしたら、カートを獲得するのは自分だけと限らなくなってきますね。

自動で相乗りを発見してメールで知らせてくれるツール「アマゾンビ」を24時間稼働しているので、

このような「詐欺ゾンビ」が現れたら短時間で気づきますし、

商標登録をしているので、事務的にアマゾンに商標侵害でゾンビを報告することで退治できます。

ただし、

今回のゾンビはどうも自動で相乗りしてきているように思います。

一度Amazonに商標侵害で報告して退治してもらっても、

その数時間後には新たなゾンビが現れるのです。

また不思議なのことに

一度出現しても、その後自動でいなくなったりするケースもあります。

これは詐欺のグループが
大量の小口出品者アカウントを使って、

目をつけた商品を登録すると自動で多数の出品アカウントで参入してくる、

そんなプログラムを使っているような気にさせられます。

これに対抗するには、頻繁に自分の商品を巡回し、

なるべく早く相乗りゾンビを見つけて、

アマゾンに商標侵害を報告することしかありません。

(自分しか出品できない「ブランド」化する方法がありますけれど、そもそもこれはほぼ不可能なので現実的ではありません)

、、、、

アマゾンに商標侵害を報告するには

専用ページで、たくさんの必要事項を入力する必要があります。

頻度が少なければ手間に感じませんが、

今回のこの頻繁な詐欺ゾンビの出現には、さすがに面倒に感じてきました。

しかし、それでは相手の思うツボでしょう。

こちらが諦めたら負けです。

、、、、

そこで今日は、

他のツール開発そっちのけで、

商標権の侵害を簡単に報告するツールを開発していました。

試験運用のために、ゾンビが現れる度にテストするという状況で、

ソンビには現れてほしくありませんが、現れないとテストできない、という

どちらになっても困る、という変な感じになっていました。

、、、、

そして2017/4/23に「アマキラー」を一般公開しました。

ボタンを1回クリックするだけで、相乗りをみつけたら「商標権の侵害」でAmazonに報告します。
商品が数個なら1分もかからずに終了します。

今回の場合、ゾンビが現れる商品は決まっているため、このアマキラーにASINを登録して、毎日2回使っています。

最近では1日に4人ぐらいの相乗りゾンビが出現するようになりました。

何もしなかったら、どれだけ増えていることか(- -;

一定期間、何の手続きもいらずに無料でお試しできますので、

お困りの出品者の方、どうぞ使ってください。

皆んなで詐欺を追い払いましょう!