Amazonで自分の商品を販売していく上で、何も知らない状態ではゾンビ(相乗り参入者)から独占販売を守ることは難しい、これが現実です。

このページを多くの方にご覧いただいてるようですので、2016年4月15日に情報を更新しました。
確実とは言えませんが、このページの知識を参考になれば幸いです。
 

心構え

始めに

ゾンビが現れた場合、商標権侵害でない限り、Amazonのサポートはゾンビを排除してくれない

と考えて下さい。

どういうことかと言うと、

商標権を持っていない場合、自分がAmazonのプライベートブランドのルールに従って商品ページを作成し出品していたとしても、
そこにゾンビが現れて、Amazonのサポートに「これは自分のプライベートブランドの商品なので相乗りはできないはずだから、この販売者の出品を取り下げて欲しい」と依頼しても対応してくれません。

「まったく同じ商品であれば他の販売者も相乗りして販売することができる」というのがAmazonの考え方です。
そして
「出品者同士で話し合って解決してください」という回答を得ることもあります。

なんとかしてもらおうとカスタマーサポートとやり取りをしている間にゾンビは自分の在庫を安値で売り切ります。

自分のオリジナル商品のページを作るためにAmazonはプライベートブランドを推奨していますが、
ゾンビから守るためのものではありません。

ゾンビが増えている

ゾンビが一人現れたら、それは「また新たなゾンビが現れる」前兆です。

実はAmazonで相乗りの仕方を専門に教える塾があります。
相乗りできる商品ページが塾内で共有されている可能性があります。

そして現在では中国在住のセラーに対しても相乗りのノウハウが出回っています。
さらに悪いことにAmazonジャパンは中国人セラーを増やすようにPR活動をしています。
多くの商品が中国で生産されていますから、これは大きな脅威です。

以前よりもゾンビが出現する確率が高くなっています。

売れ出すと相乗りに狙われる

子カテゴリーのランキングで3,000位以内に入ると、ゾンビに狙われやすくなるようです。

人気商品をもっている限りゾンビに襲われる可能性がある、というよりもほぼ確実に現れます。

 
もし自分が相乗りをしている場合には、自分も相乗りされる確率が高いです。

相乗りする商品をみつける > その商品の他の販売者をチェックする >他の販売者の商品をチェックする

という流れですから当然です。共食いをする、まさにゾンビです。

テクニック

自分の売れ筋商品にゾンビが入ってこないようにすることは現時点では不可能です。
これはAmazonの商品登録の仕組み上、参入できてしまうからです。

そのため

  • 相乗りしにくそうな商品ページ
  • なるべく早くゾンビを発見する
  • 早く撃退するための武装

この3つをしっかりと行うことが重要です。

まずはAmazonのルールに従ってページを作る。そうしないとカスタマーサポートが相談に載ってくれる土俵に立てません。
プライベートブランドのルールに従って商品ページを作成し、出品しましょう。

ゾンビが現れたら、それをなるべく早く発見する必要があります。
一人ゾンビがいることは、ゾンビを増やすことにつながります。
そのために役立つのがアクセルツールズで出している相乗りを見つけたらメールでお知らせする アマゾンビです。
ゾンビを自動で検出し、メールで知らせてくれるツールです。

ゾンビが出現したのがわかったら、なるべく早くゾンビにメッセージを出して対処しましょう。メールではなく、Amazonのウェブサイトからメッセージを送ります。こうすると後でAmazonのサポートが内容を確認することができます。

ゾンビの出品商品を購入し、商品ページと違うものであることを確認してから、相手にメールを出すと有利に運べるケースがあります。この場合商品の開封前と開封後の画像を撮っておきましょう。クレームとして返品すれば商品代金は返金されます。

自分の販売商品についている中国製タグは外しましょう。タグはゾンビが商品を密かに購入し仕入先を特定するのに使われる恐れがあるためです。

そして商標はできるだけ取得しましょう。

ゾンビ撃退の強力な武器

商標
アマゾンビ(ゾンビを自動で検出し、メールで知らせてくれるツール)
ゾンビが現れた時の対処の方法の手順書(自分で作成しておく)
感情的にならず、事務的に進めるという心構え
商品への商標ロゴを直接入れる、または商標ロゴのタグをつける
Amazonが提供している、商品カテゴリーごとの「商品登録ガイドライン」。(自分がプライベートブランドのルールに従っているのであれば、これをメールに添付してゾンビに送る)